PVDコーティングとは?メッキとの違いと長持ちのコツ
Rozeaの商品説明に出てくる「PVDコーティング」。聞き慣れない言葉ですが、色あせやはがれに強い仕上げのことです。一般的なメッキと何が違うのかを、仕組みから説明します。
PVDとは何の略か
PVDは Physical Vapor Deposition、日本語では物理述着(ぶつりじょうちゃく)と言います。
真空の容器の中で金属を蒸発させ、原子の粒にして素材の表面に打ちつける。これで薄くて硬い膜ができます。腕時計のケースや切削工具、医療器具にも使われる技術です。
一般的なメッキとの違い
メッキ(電気めっき)は、液の中で電気を使って金属を積もらせる方法です。手頃で広く使われていますが、膜はやわらかく、結びつき方もPVDほど強くありません。
- 密着性:PVDは原子レベルで入り込むので、はがれにくい
- 硬さ:PVDの膜は硬く、こすれに比較的強い
- 厚さ:どちらもミクロン単位。厚さより密着の仕方が差になります
- 仕上がり:PVDは色ムラが出にくく、落ち着いた発色になります
正直に書いておきたいこと
ゴールドもシルバーも、色合いを表す名前です。金やプラチナそのものではありません。
ここをごまかすブランドもありますが、Rozeaは商品ページにも明記しています。見えないところをどう書くかに、姿勢が出ると考えています(→素材と構造のこと)。
また、PVDも永久ではありません。使い方によっては少しずつすり減ります。
だから土台の素材が大事です
コーティングがいずれすり減るのなら、その下から出てくる金属が何かが最後に効いてきます。
土台がニッケルを含む合金だと、その時点で反応が出ることがあります。「買ったときは平気だったのに、半年後にかゆくなった」の多くはこのパターンです。
Rozeaの土台はインプラントグレードのチタン(ASTM F136)です。万一すり減っても、出てくるのはチタンです(→チタンがなりにくい理由)。
長く綺麗に使うコツ
- 香水・化粧品・日焼け止めが付いたら拭く:その日のうちに。付着したままにするのがいちばんよくありません
- 強くこすらない:研磨剤や金属磨きは使わないでください。膜ごと削ります
- 硬いものとぶつけない:他のアクセサリーと重ねて入れない
- 乾いた場所で保管:湿ったままは遠ざけてください(→お手入れと保管)
シャワーはそのままで大丈夫です。あとで水気を拭いてください。プールや温泉は成分が強いので別記事にまとめました(→温泉・サウナ・プール)。
よくある質問
Q. PVDは金属アレルギーに関係ありますか?
A. 膜自体よりも、その下の土台が大事です。Rozeaは土台がチタンなので、仮に表面が摩耗しても下地は反応の起きにくい素材です。
Q. 一生はがれませんか?
A. 永久ではありません。ただし丁寧に扱えば長く美しさを保てます。
Q. 色が変わってきた気がします
A. 膜が削れたのではなく、皮脂や化粧品が付着してくもって見えていることが多いです。やわらかい布で拭いてみてください。
Q. メッキと見分けられますか?
A. 見た目での判別は難しいです。商品ページの表記を見るのが確実です。
18金との違いは18金(K18)とゴールドPVDコーティングの違いに、商品は一覧にまとめています。



