ヘリックス(軟骨)ピアスの選び方|耳たぶとの違い

耳の上のふち、軟骨の部分に開けるピアスをヘリックスと呼びます。耳たぶより少し上級に見えますが、選ぶ基準は耳たぶとは別ものです。

いちばん違うのは、治るまでが長いことです。

耳たぶと何が違うのか

耳たぶは脂肪と皮膚でできていて、血が通っています。軟骨には血管がほとんどありません。

だから治りが遅く、安定するまで半年から1年かかるとされます(耳たぶは1〜3か月ほど)。この期間はピアスを入れ替えず、同じものを入れたままにするのが基本です(→ピアスホールが安定するまで)。

もうひとつ。軟骨はぶつけると痛い場所です。寝返り、マフラー、ヘッドホン、マスクのひも。耳たぶより「何かが当たる」機会が多い。

だからフラットバックが向いています

理由は3つあります。

  • 裏が出っぱらない:枕に当たっても、軟骨を内側から押しません
  • ネジ式で外れない:寝ているあいだに落ちて、穴が塞がる事故が起きません
  • 軸がしっかりしている:16G(約1.2mm)は、細い軸より穴の中で動きません

軟骨は、揺れたり動いたりする刺激に弱い部位です。動かないことが、そのまま快適さになります(→フラットバックとは)。

ヘリックスに向く形

耳の上のふちはカーブしています。だから、そのカーブに沿う形がきれいに見えます。

  • 横に連なるもの:ふちの曲線に沿って流れます
  • 小ぶりの一粒:どこに開けても成立します
  • 平たいもの:出っぱらないぶん、当たりません

RozeaだとStella Stud(星が三つ連なる)とLinea Stud(角のある石がジグザグに連なる)が、耳のふちに沿う形です。商品ページの3枚目に、ヘリックスにつけた写真があります。

逆に向かないのは、大きく前に出るものです。髪をとかすたびに引っかかります。

メガネをかける方へ

メガネのつるは、耳の上のふちを通ります。つまりヘリックスと同じ場所です。

これから開けるなら、つるの位置より前寄り・少し低めにしておくと干渉しません。すでに開けている場合は、飾りを小さく平たいものに替えるだけでも変わります(→マスク・メガネとの相性)。

耳たぶと組み合わせる

ヘリックスの良さは、耳たぶと組み合わせられることです。

耳たぶに大きめ、上にいくほど小さく——こうすると縦の流れができて、耳もとが整って見えます。同じ大きさを並べるより効きます(→重ね付けの楽しみ方)。

色と形をそろえれば、増やしても散らかりません。

正直に書いておくこと

軟骨のピアスは、耳たぶより腫れやすく、しこりができることがあります。

これは素材のせいだけではなく、ぶつけた刺激や、安定前に入れ替えたことが原因になります。赤み・熱・痛みが続くときは、自己判断せず皮膚科で相談してください。

また、開ける場所によっては軟骨の厚みが違います。標準の6.5mmで足りないことがあるので、窮屈なら8mmを検討してください(→ポスト長の選び方)。

よくある質問

Q. ヘリックスは痛いですか?
A. 開けるときの痛みは耳たぶより強いとされます。ただ、安定したあとの日常の痛みは、ぶつけなければほとんどありません。

Q. いつからつけ替えていいですか?
A. 半年から1年が目安です。早く替えると塞がったり荒れたりします。迷うなら遅いほうを選んでください。

Q. 寝るときは外したほうがいいですか?
A. 外さないでください。軟骨は塞がりやすく、入れ直すのが難しい部位です。裏が平らなものなら、つけたまま眠れます(→つけたまま寝られるピアス)。

Q. 金属アレルギーが心配です
A. 軟骨は治りが遅いぶん、素材の影響を長く受けます。チタンは金属が溶け出しにくいとされる素材です(→チタンが選ばれる理由)。

Q. 何ミリの軸を選べばいいですか?
A. 開けたホールに合わせてください。Rozeaは16G(約1.2mm)です(→16Gと18Gの違い)。

耳のふちに沿う型はModernコレクションとStella Studに。商品一覧はこちら。

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