運動・ジムでのピアスは大丈夫?快適に過ごすポイント
「運動中もピアスをつけたままでいいのか」。ジムやランニングを習慣にしている方から、いちばんよく聞かれることです。汗・引っかかり・緩みの3つに分けて、実際のところをまとめました。
運動中、ピアスで実際に起きること
- 汗が金属に触れ続ける:溶け出しやすい金属だと、肌の刺激になることがあります
- ウェアやタオルに引っかかる:着替えるとき、汗を拭くとき、髪をまとめるとき
- キャッチが緩む・落とす:一般的なピアスは、後ろのキャッチを押し込んで留めているだけです
- 耳の後ろに当たる:仰向けになる種目、ヘッドホンやヘルメットを使う競技で
この4つのうち、3つは「留め具の構造」から来ています。素材の話に見えて、じつは形の話です。
フラットバックが向く理由は、構造にあります
1. 耳の裏に出っぱりがない
フラットバックは、耳の裏に当たる部分が平らな円盤になっています。突起がないので、ウェアやタオルに引っかかる「きっかけ」がそもそもありません。仰向けの種目でも、耳の後ろに食い込みません(→フラットバックピアスとは)。
2. 押し込むのではなく、ネジで留める
Rozeaは内ネジ式(インターナルスレッディング)です。ポスト(軸)の中にネジが切ってあり、表の飾りを回して固定します。押し込んで留めるキャッチと違い、振動だけでは緩みません(→内ネジ式とは)。
3. 軸が太いので、穴の中でぐらつかない
ポストの太さは16G(約1.2mm)。日本で一般的なピアス(約0.7〜0.9mm)より、少ししっかりした太さです。穴の中で軸が動かないぶん、飾りが回ってしまうことも起きにくくなります(→16Gと18Gの違い)。
素材について
Rozeaの土台はインプラントグレードのチタン(ASTM F136)です。軽く、錆びにくく、酸化しにくい金属で、金属アレルギーが起きにくいとされています。表面はPVD加工。真空環境で金属を蒸着させる方法で、一般的な電気メッキより密着性が高く、汗や摩擦で色が変わりにくいのが特徴です(→素材と構造のこと)。
競技別の考え方
- ランニング:揺れないスタッドタイプなら、走っている間の存在を忘れられます。長さの出るデザインより、耳に沿うものを
- 筋トレ・HYROX・ファンクショナル:バーベルやサンドバッグを担ぐ種目では、耳に当たる可能性があります。小ぶりで平らなものを選んでください
- ヨガ・ピラティス:仰向けや横向きになる動きが多い種目です。裏が平らなフラットバックは、床やマットに当たっても痛くなりません(→寝るときつけたまま)
- 水泳・サウナ:塩素や高温の影響は別記事にまとめました(→温泉・サウナ・プール)
運動する日に選ぶなら
耳から出っぱる面積が小さいほど、引っかかりにくくなります。Rozeaのなかで小ぶりなのは、この3つです。
- Pure Stud:2.5mmのCZをひと粒だけ。いちばん邪魔になりません
- Prism Stud:2mmのCZを三つ、三角に。小さくても輪郭が出ます
- Flora Stud:1.6mmのCZを四つ。四葉のかたちで、高さが出ません
逆に、LineaやStellaのように耳の縁に沿って長さのあるデザインは、運動よりも普段づかい向きです。
外したほうがいい場面
正直に書いておきます。
- ピアスホールが安定していないとき:開けて間もない穴は、摩擦や汗で炎症を起こしやすい状態です。落ち着いてからにしてください
- 接触の多い競技:格闘技、ラグビー、バスケットボールなど、人や物が直接当たる可能性がある種目では外してください。どんな構造でも、外から力が加われば耳を傷つけます
- 痛みや赤みがあるとき:運動に関係なく、まず休ませてください(→かゆみ・赤みの原因)
運動後のひと手間
汗をかいたら、やわらかい布で拭く。これだけで十分です。外して洗う必要はありませんが、ときどき外して洗うとより清潔に保てます(→お手入れと保管)。
日焼け止めやボディクリームが付いたときは、その日のうちに拭き取ってください。
よくある質問
Q. 汗で変色しませんか?
A. PVD加工は一般的なメッキより密着性が高く、汗や摩擦で色が変わりにくい仕上げです。ただし使用状況によって変化する場合はあります。
Q. ヨガやピラティスでも大丈夫ですか?
A. 裏が平らなので、仰向けや横向きの動きでも当たりにくい構造です。
Q. シャワーはそのままで平気ですか?
A. そのままお使いいただけます。あとで水気を拭き取ってください。
Q. 運動中に飾りが回ってしまいます
A. 内ネジは「軽く止まる」程度で十分ですが、緩い場合はもう少しだけ締めてください。締めすぎはネジを傷めます(→外れない・回らない時の対処法)。



